少子化に伴い、出産すると「お祝い金」がもらえる自治体が増えてきました。
その中には、お祝い金とは別に「出産記念品」がもらえる自治体も。
今回は、土地ならではの特色ある「出産記念品」をご紹介します。
【福岡県三潴郡大木町】赤ちゃんの未来まで考えられた記念品
「い草」や九州一の「キノコ」の産地を誇る大木町。
- 名前入り木製食器
- い草の寝ござ・枕セット
- 昆布・干ししいたけ
など、「赤ちゃんが安心して使えるもの」「母乳や離乳食に良いもの」
が中心となっています。
また紙おむつもリサイクルするほどの「環境先進のまち」らしく、
- 廃油せっけん
- 布おむつ・紙おむつの両方
など、赤ちゃんたちの未来の「くらし」につながる記念品も含まれています。
【福岡県嘉麻市】はじめてのつみきは地元木工作家の作品!
嘉麻市は市全体の約70%が森林と耕作地で、林業が盛んな土地です。
『はじめてのつみき』は地元木工作家が、嘉麻市産の間伐材を使って作ったものです。
自然を大切にする心を育む「木育」の願いも込められているそうです。
これぞはじめてのおもちゃにぴったりですね。
【長崎県佐世保市】飾りたいほど白磁が美しい三川内焼
佐世保市には、三川内町を中心につくられている「三川内(みかわち)焼」という伝統的な磁器があります。
第1子は、この三川内焼を使った2品から選択。
- お食い初めセット
- へその緒入れ
第2子以降は、前述2品に
- 海きらら・森きらら共通(大人ペア)入場券
を加えた3品から選べます。
美しい白磁に絵付けされた陶磁器は、ずっと飾っていたいほど芸術的です。
【鹿児島県日置市】実用的な赤ちゃんグッズが盛りだくさん!
日置市の特産品の一つである薩摩焼を含む「ひおきコウノトリ便」。
2017年からは、第1子用・第2子用の2種類の「ひおきコウノトリ便」が誕生しました。
- お食い初め用の薩摩焼
- 石鹸
- スタイ
- ダンボールチェア
- おむつ・おしりふき
- 肌着・おくるみ
など、もらったその日からすぐに使えるのが嬉しいですね。
【鹿児島県南九州市】仏壇職人の腕が光る命名プレート
南九州市は、国の伝統的工芸品に指定されている川辺仏壇で有名です。
この川辺仏壇の職人さんが、仏壇の製造技術を使用して作るのが「命名プレート」。
子どもを大切に育ててほしいとの願いを込め、職人さんが心を込めて作ります。
またお祝い金は、南九州市にちなんで
37,390円(ミナミキュウジュウ円)
となっているところもおもしろいですね。
~番外編~ 明太子メーカー「ふくや」からもプレゼントが!
自治体ではなく企業ですが、老舗明太子メーカー「ふくや」の子育て支援情報です。
ふくやは福岡県が取り組む
「子育て応援宣言企業」「子育て応援の店」
に登録しています。
そこで福岡県で生まれた子どもを対象に
『明(明るく)太(大きな)子(こども)』
に育って欲しいという願いを込めて、明太子プレゼントキャンペーンを行っています。
https://www.fukuya.com/lp/kosodate-shien/
福岡の未来を担う子どもを育てるための取り組みです。
赤ちゃんが大きくなっても大事にしたい出産記念品
今回ご紹介した出産記念品、どれもあたたかな気持ちになりますね。
自分で赤ちゃんのために購入したものも、思い出がつまっていると思います。
子どもたちが大人になったとき、記念品を見ながら生まれた日の話をするのもまた楽しみですね。
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