子供の成長に栄養バランスはとても重要ですね。栄養バランスが崩れると思いがけない病気になったり、調子が悪くなることもあります。
小学校に入れば(早いところでは幼稚園や保育園でも)給食を食べることになります。大人になれば、接待や宴会など他の人と食事をする機会も多くなり、
好き嫌いが激しいと困ることもあります。好き嫌いをなくすにはどうしたらよいでしょうか。地域WEBライターまおがお届けします。
味覚は年齢とともに成長します
味覚は甘味から感じられるようになりますので、1,2歳の子供が酸っぱいもの、苦みのあるものが苦手なのは当然なのです。
一度試してみて食べられなかった物でも、期間を置いて試してみてください。年齢によって食べられるようになるものもあります。
ですが、食物アレルギーの恐れもあるので、チェックしてみてください。
アレルギーの起きやすい食材は、牛乳、卵、大豆、小麦粉、などですが、たけのこでもキウイでもアレルギーは起きます。
楽しく食事をする
食事は楽しいものだと感じられないと、食べることが苦痛になってしまいます。食べることがおろそかにならない程度の会話、
例えば、「これおいしいね」とか、「今日はいっぱい遊んだからお腹空いてるね」など、楽しい雰囲気で食事が出来るようにします。
食べ物に接する機会を増やす
知らないものは食べられないことが多いです。一緒に買い物に行って調理前の食材を見ます。
「このじゃがいもとにんじんでカレーを作ろう」とか。「大きなお魚があるよ」とか。
娘は「やさいのうた」で野菜を覚えたり、絵本で覚えたこともあります。
アニメ「となりのトトロ」を見て、とうもろこしが食べられるようになった子もいます。
調理方法を変える
大人でも生の玉ねぎは嫌いだけど、煮てあれば食べられる人もいますよね。
子供も同じなので、炒めた野菜が苦手そうなら、煮てみてください。
野菜を食べさせようと細かく切ってハンバーグに混ぜるってよく聞きますが、
「食べられた!」って成功体験の方が効果があるような気がします。
スープやお味噌汁にすると野菜も食べやすくなります。
食べられたら、思いっきり褒めてあげてください。
「ほうれん草食べられたね。すごいね。元気100倍になれるね!ママうれしいな。」って感じです。
一緒に料理する
男の子でも女の子でも、お手伝いしてもらって一緒に料理をしましょう。
実はじゃがいもを洗っただけ、卵をかき混ぜただけでも
「きょうのごはんは、○○ちゃんが作ってくれたから、特別おいしいね!」ってたくさん言うと
嬉しくなって食べてくれます。
100円ショップでも子供用のかわいいエプロンが売っていますので、用意してお膳立てします。
小さいうちは野菜を洗うだけでもいいし、玉ねぎの皮なら簡単にむけます。
だんだん大きくなったら、トンカツやエビフライの衣付け、ピーラーでの皮むきがお願いできますよ。
好き嫌いがなくなると食事も楽しくなりますし、外出も苦になりませんし、
体調も崩しにくくなるなど、いいことがたくさんあります。
楽しくいろいろなものを食べられるように工夫してみてくださいね。
(地域WEBライター まお)
コメント