子育てひと段落組のdayan母 です。
前回に引き続き、子育てでメチャクチャ手がかかった、ひとり息子の dayan君 のお話を書かせていただきたいと思います。
これはあくまでも 一家族の 一つのケースということですので どうぞご了承願いします。
子供が言うことをきかない 〇〇してくれないで悩んでしまったとき
子供がなかなか言うことをきかない、〇〇してくれないで悩むことってありませんか? 私はすごくありました。
今にして思えば当時の私は 、木を見て森を見ず・・・の子育てだったと思います。
その日その日をクリアしていくことで精一杯だったように思います。
一応、パパも協力はしてくれていましたが、一緒にいる時間が長いのは私のほうでしたし、子どもの『 〇〇してくれない 』行動が、いつも私の心の悩みでした。日々を疲れさせられていました。
言うことを聞いてくれない我が子で悩んでいらっしゃるママさんへ
お子さんが言うことを聞いてくれないことで悩んでいらっしゃる子育てママさんも、多いのではないでしょうか?
他のお子さんが言うことを素直にきてくれる姿をみてると、余計に自分の子は何故?って悩んでしまいますよね。
我が家も親や他の大人の言うことを全然きいてくれるような子供ではなかったので、私にはかなり難易度が高かったです。
お友達のお母さんも子どもの性格をよく知っていたので、さりげなくいろいろと助けてくれたり 助言をして頂いたり・・・と、子供同士で一緒に遊ばせていても、どこか申し訳ない気持ちが常に私にはありました。
息子のしたことで『 ごめんなさいね』って私も謝ることが多かったので、少し卑屈な気分にもなる時もありました。
大人も無駄にエネルギーが必要でしんどくてイヤになって当然
子供が言うことをなかなかきいてくれないと、お母さんも 無駄にエネルギーが要りますよね
幼少期のことですが、初めてお友達のお母さんと子連れで遠いお出かけをした時のことです。
お友達の子供達はちゃんとお母さんの手を繋いで歩いてくれてるんです。
我が家はと言うと繋いだ私の手を振りほどいて、隙あらばと自分の興味がある方向に向かって 、ひたすら猪突猛進するタイプ。
みんな ちゃんとお母さんの手を繋いで歩くんだね・・・。
お母さんが手を離しても、側にちゃんといてくれるんだね。
と、気づいた時はショックでした。
手を握って歩くだけ。可愛らしくてただそれだけのことが我が家の子は手を振りほどいて行ってしまうので、
羨ましいなと言う気持ちだけでなく、繋ぐにしても大なり小なりの手繋ぎバトルがあって、さらに疲れてしまうのです。
何も高レベルなことを望んでいたわけでも無いのです。
『知らない場所や危ないところなどでは、お母さんの手を繋いで歩いてね。離れずに同じくらいの歩調で歩いてね』と、事前に言ってきかせても『 こんな事でさえもしてくれない』と言うレベルのお話なのです。
日々生活全般において家庭内であろうがお友達と遊びに行こうが私の心は疲弊してしまいました。
少しだけ、子供の立場になってイメージしてみるのもありかも
今思えば、『 〇〇してくれない子供 』だった当時は、こちら側の大人の都合を汲むこともなく、自分が〇〇したいって欲求が、他の子供よりもとても強い子だっただけなんだと思います。
大人もまた汲み取ってあげれるだけの心の余裕が無かっただけだったわけです。
危険なことや他人に迷惑がかかること等は毅然とした態度で親が言ってきかせるしかないのですが、それ以外のことでは多少は大目に見てあげて、人と違うことをしてても その子にもそうしたい理由があるのを尊重して見守るのも良かったんだなぁと
今だから言え想えることです。
お母さんのピリピリしたムードが子供に伝わると良好な関係になりにくいし、お母さん自身の心も疲れていくので良いとは言えない。
親として言いたくなる気持ちを ちょっとだけ 一呼吸置いて 、子供の気持ち側に立ってみるイメージも少しだけしてみると良いだけかも。
今だから言えることです。
子育て中の親子間の記憶には、こんなに落差があることも!?
私はずっと後になってから 、言うことを聞かなかった当時の事を、高校生になった頃を子どもに尋ねてみたことがあります。
母『 あの頃、どうしてお母さんの言うことを聞いて、〇〇してくれなかったの? 』
dayan 君『僕が、XX したかったから。どうしてお母さんは 邪魔ばかりするのかと僕は思ってた 。 』
母 『 言うことをきかそうと、〇〇しなさいと、いっぱい言って聞かせたり 怒ったりしてたよね。』
dayan 君 『 あー?そうだっけ〜? そういうのは 全く覚えてないわ〜』
母 『・・・じゃぁ、親から見て困ったことを、どうしていつの間にか しなくなったの? 』
dayan 君 『ん〜〜 ・・・ひと通りしてみて、自分の気が済んだからだと思うけど !! 』
〇〇しなさいと、怒ったり言い聞かせていたたくさんの言葉は、 全く子どもの記憶からはスッポリと抜け落ちているのには 愕然としました。
いっぱい悩んでいっぱい苦労して言い聞かせてても、徒労に終わることもあるんだなぁ〜。あんまり心に響いてなかったんだ〜と、子育て真っ最中の10年後くらいになってから、やっと分かった次第です。
言うことを聞かないと悩むことも、我が家の場合は、小学校中期の頃から目に見えて減ってきたのですが、あれは私が苦労して言い聞かせた言葉がやっと実を結んだわけではなかったのも判明して、ちょっと複雑でした・・・。
『言うことをきかずに、〇〇してくれないで困っていた我が子だったけど大丈夫だったよ 』と、あれから成長して 無事に親越え?も果たした我が子を見るとそう思います。
目に余ることを親が注意することが悪いってわけではないですが、親の言葉は案外と徒労に終わることもあるので、肩の力を抜きつつも子供自身の成長を信じて待つのも大事なのかなぁと思います。
同じようなことで悩まれている子育て中ママさんへ。
どこか心の安らぎ処にしていただけたら嬉しいです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
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