こんにちは!子育て一段落組のdayan母 です。
早速ですが、このところ幼児虐待や幼子が不当に扱われるニュースを見聞きする事がひと昔前よりもなんだか増えてきたような気がします。
どうしてこんな酷い扱いをされてしまう子供がいるんだろうって、驚きと悲しみを覚えてしまうような事件が、しかも家庭内で起きたりもしているのを知ると やるせない気持ちにもなります。
同じように憂いていらっしゃる 子育て真っ最中のママさんも、きっと多いのではないでしょうか?
親がかける言葉や態度が 子供に与える重みも考えて
こうなるまでの親子関係の事情は、きっと各ご家庭の中でいろいろとあったのかもしれないので、うかつに正義も語れませんが、それでもひとつだけ 私なりに確実に言える事はあります。
虐待と言われるほど酷い扱いを受けたことは、子供は絶対に忘れずにずっと覚えているということです。
特に、一番の安心感の場であるべき家庭内で 唯一の存在となる親から受けた虐待は、忘れたくても忘れられないことでしょう。
身体や心理下に刻み込まれて、たとえ親からはそのようには見えなくっても お子様の一部を形成する素因になると思うのです。
子供の成長過程でどのような影響を及ぼすのかは、専門家ではないので詳しくは語れませんが、素人の私でも少しはイメージができるので、子供への体罰や虐待というニュースを見るたびに懸念を感じずにはいられません。
私の経験上ですが、ひとつの参考にしてくださいね
ある意味 私にも、それに近い経験と感情があるので 余計にそう思うのです。
私の場合には身体的な虐待ではないのですが、兄弟間格差とでも言いましょうか、いわゆる『 お姉ちゃんのくせに 〜 できない』って類の言葉の洗礼を、幼い頃に何度も母親から受けたのを未だに 忘れていません。
この言葉は母親だけが私に向けて言っていて、父親からは全く言われたことはないので主に母に対しての感情です。
そして年月が経つに従ってほかの兄弟も、私が何もできない子なんだと、だんだん思うようになって私に接していった・・・と、まぁ こんな風に何十年経っても忘れずに覚えているわけです。
しかも幼い頃の私はとっても素直な性格だったことも災いして(そうか、私って何もできない子なんだなぁ〜 )と、繰り返し聞いたこの言葉で、自己肯定感をさらに下げていくことにもなりました。
幼心に私は、ピエロに徹することを無意識に選んでしまい『 お姉ちゃんのくせに 〜 できない』仮面をずっとつけて、家族みんなの庇護のもと、暮らしていたという感覚があります。
まぁこれはこれで、家族にも負担がかかって迷惑な話なのですが・・・
(やろうと思えばできたかもしれないけど、母親からは あなたは お姉ちゃんのくせに〜できない子だと言われてるから、多分できないんだろうな。うん、やめておこう。。。)
って、そんなゆる〜い考えに甘んじている 頼りない子供となったまま、実家で居続けてしまいました。
でもこの考え方は、本当に自分が大人になってから、結婚して母親からも物理的に離れて親を客観的に見れるようになってから、やっと言葉の呪縛?からも逃れたところがあるのです。
呪縛が解けた原因としては、『 お姉ちゃんのくせに 〜 できない』ってよく私に言っていた母親自身だって『他の母親と比べてみると、〜できないことがいっぱいあったのに気づいたから! 』なのですが、なーんか 徐々に目が覚めました (笑)
ただ、まだ幼い子供の時期には、このように親から言われた言葉を鵜呑みにしてしまい、その後の人格に関わってしまうことも多いかもしれないっていう、実体験でのお話でしたが 参考にしていただければいいなと思います。
それでも、アンガーコントロールって難しいですね
実は私も、息子のdayan君に対して、一度だけそういう空気になったことがあります。
口で怒るのは幼少時から山ほどありましたが、手を出して怒ってしまったことは初めてのことだったのです。
意見が合わずに互いに激論の末にデッドヒートしてしまって、息子が高校に入った頃に一度だけ手をあげてしまったのですが、高校生くらいになると息子の身体も大きくなるので、言葉より 力での態度で、親の権威を示そうとしたからです。
私の平手が彼に当たった瞬間には、息子からの力の反撃もどこかで覚悟していたのですが・・・
『 それ 暴力や! お母さんは 家庭内暴力をするんか!! 』
と・・・ とっさに一言、息子から鋭く釘を刺されてしまい、その言葉が意外だったのですごく心に突き刺さって猛省をしたお陰で、風船がしぼむように即座にクールダウンをした経験があります。
この一回きりではありましたが、息子にとっても鮮明な記憶になって刻まれてはいるんでしょうね。。。_| ̄|○
このように思い返せば、親から言われた理不尽な言葉や態度というのは、親が思っている以上に子供はずっと覚えていますので、このことを一応は意識しながら、親御さんもお子様に接していただきたいなと、自省を込めて思うのです。
それでは今回も 、 dayan母の「子育て、その後の 猛省会 」にお付き合いいただきましてありがとうございました m(_ _)m
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