こんにちは、子育て一段落組のdayan母です!日々子育てに疲れてはいませんか?
扱いづらくて大変だったひとり息子でしたが、子育ての長く暗いトンネルをやっと抜けた今だからこそ、当時を振り返ってその答え合わせができることもあります。
我が家の息子の場合の「 困った行動 」で特に多かったのは 、とにかくいつも好奇心が強すぎることでした。
同じような悩みを抱えた子育て中ママさんも、もしかするといらっしゃるのではないでしょうか。
子供の強すぎる好奇心に 毎日 振り回されて疲れてしまうお母様へ
我が家の場合、親の言うことには耳を貸さず、ひたすら自分の興味があることに好奇心全開で向かっていく息子でした。
興味の対象に飽きるまでこだわったあとは、また次の新しいターゲットに向かって、ロックオンしてました。
好奇心が強過ぎて困った最初の記憶としては・・・息子がまだベビーカーに乗っている時期に、お散歩途中で出くわした道路工事のおじさん達のお仕事風景に、息子がロックオンしてしまった時のことです。
「もうそろそろいきましょうね 」と、その場からベビーカーを動かそうすると、泣くわ 暴れるわ むずかるわで、ものすごい抵抗を受けました。
あっちの方にはもっと面白い物があるかもしれないからとなだめても、おじさん達の工事している風景にいったん魅せられてしまった息子は、ずーーーと彼らの行動を観察していたかったらしくて、その場から立ち退けずに長時間私を困らせました。
かくして、まだ汗ばむ季節の 砂埃の立つ 重機の騒音の中で、延々とおじさん達の額に汗して頑張っているお仕事風景を、息子と一緒に私も見学する羽目に、、、です。
でも私には一緒に 舗装工事の風景を楽しむ余裕なんてこれっぽっちも無かったですし、親子で場違いなのが恥ずかしくて(私、こんなところで 何やっているんだろう・・・)と、泣きそうになりました。
好奇心が満たされるとその後も、信号機、消火器、電燈、電化製品・・・こんな感じで似たようなことが幼稚園くらいまで時々ありました。
親子であっても違う個性なんだと、少しずつでも認められると 楽になることが多いです
我が家の場合のように、親の目線で面白いと思うことと、子供の目線で面白いことが、全く噛み合わない親子はいらっしゃるんだと思います。
けれどもそれは、別に そう悪いことでもなかったんですね。
親子と言えども、別人格であり 別個性だからです。
面白いと感じること、怖いと思うこと、びっくりすることなどなど・・・心に感じたあらゆることが、親子であっても全く一緒だとは限らないことに、当時の私は気づけませんでした。
好みや興味の対象を自分や周りの尺度に合わせようとして、息子を型にはめようとしてたのかな。。。と、今だからこそ思います。
お腹の中では10カ月も一緒にいたし、出てきてからも母親との一体感が強すぎて、自分と我が子が同じ感性であるといつのまにか思い込むことが、幼少期の子育て時期の母親ほど あるのかもしれませんね。
大きくなるに従っていづれ親からは離れていってしまう子供。でもその時期は人によって様々
考えてみると子供が小中学、高校と大きくなるに従って、だんだんと母親と趣味や好みが異なるお子さんの方が多くありませんか?
そしてその時期には母親の方も、興味の対象が我が子とどんどん違ってしまうことを自然に諦めて認められるようにもなってきますよね。
つまりその時期が、一般の子供よりもとても早く来てしまった子が、うちの息子のようなパターンなのかもしれないと感じています。
また子供時代に培われた好奇心みなぎる強いパワーは、案外とその後の人生のそこかしこで、必要になることも多いものだったんだなぁという事が、ずっと後になってからわかりました。
お稽古、勉強、仕事なども少なからず好奇心がそこに湧いて来ないと、だんだん苦痛にもなってしまうことでしょう。
親の言うことにあまりに柔順過ぎて、心に灯った好奇心に蓋をしてしまう癖がお子様についてしまうのは、もったいないような気がします。
好奇心パワーが自分の心から湧き出る体験と、そのあとに好奇心が満たされていく体験は、セットで必要に感じます。
危険なことや他人に迷惑がかかるような好奇心にだけは、親としても目を光らせて教えながら禁止するしかないのですが、それ以外なら好奇心が満たされる方向にお子様自身が向かって行くのを眺めてていいのかな。。。と、子育て一段落の今だからこそ思います。
さて、その後の息子ですが・・・勉学面でも仕事面でも好奇心が満たされる方向へと突き進んでいき充実した毎日にも見えるので、やっと当時の答え合わせが私もできました。
dayan母の「子育てひとり反省会」にお付き合いただき、ありがとうございました。。。m(_ _)m
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