皆さんのお子さん、好き嫌いしますか?
今は好き嫌いしないけど、前はしてたなぁ・・・。好き嫌いさせないように注意するの大変だったなぁ・・・。いやいや、うちの子は絶賛好き嫌い中です・・・。
子育てには避けて通れませんよね、こどもの好き嫌いって。
でも、どうにかして好き嫌いせず食べてほしい!!!
そんな時の調理の工夫方法を幼児食インストラクターがご紹介します。
好き嫌いはこどもの警戒心
こどもって、今までに見たことがないような食べ物や形に警戒心を抱く、繊細な心の持ち主です。一度食べなかったからといって、食卓に出さないのではなく、何度も食卓に出し、その食べ物に慣れてもらうことが必要になります。
ママさんにもおすすめできる食べ物を出すときのコツ
子どもが嫌いな食べ物を出すときには、大人も一緒に「おいしい」と言って食べて見せることで、こどもの「食べてみようかな?」という気持ちを引き出すことが重要になります。これを強く勧めるには、成功した実践例があるのです。
私の二歳の息子。ほうれん草や、ブロッコリー、小松菜などの緑の野菜が苦手で食べられませんでした。でも、幼児食インストラクターの母は負けません!毎日ではありませんが、避けることなく毎回息子が残してしまう青菜を食卓に出し続けます。すると、ある日、少し考えてからブロッコリーをパクリ。これにはビックリ!なんと「おいしー!」と連呼して食べるじゃありませんか。
これは他のママさんにもおすすめできる!と思いました。
長期的なチャレンジになりますが、ぜひ根気よく頑張っていただきたいです。
食材の調理方法を工夫してみる
一度は口に入れても「べー」とだしてしまう場合は、調理形態を変えると食べてくれる場合もあるようです。初めての触感には警戒心が働きますし、においがきつい魚なども嫌いやすいです。そんな時は柔らかく煮てみたり、繊維に逆らって切ってみたり、とろみをつけたり、お子さんが好きな味付けにするのもいいと思います。
香りの強い野菜はよく加熱することで臭みやえぐみも和らぎ、こどもにとっては食べやすいようです。
魚などは加熱するとパサパサする青魚よりか鮭など脂身が多く、加熱しても柔らかい魚を選ぶと良いでしょう。
食材に混ぜるのも効果あり
他の食材に混ぜると食べてくれる場合もあります。
たとえば、普段ピーマンを食べてくれないけど、細かく刻みハンバーグに混ぜ込んだら食べてくれた例や、大好きなミートスパに混ざってるしめじなら食べてくれる例など・・・。
急いで好き嫌いをなくす必要はありません。長い目でお子さんの気持ちが変化するのを待ってみましょう。
子どもの好き嫌いに悩む解決法 まとめ
最後に、幼児期のお子さんをもつママへ。
幼児期のこどもの食欲はムラがあって当たり前。「なんで食べないの?」「なんで好き嫌いするの?」など悩みは尽きないでしょう。
あなたのお子さんだけではありません。確かに3食決まった時間に食事を習慣づけるのも大切ですが、大丈夫。
あまり強く注意しすぎると逆に食事の時間が苦痛になり、食べなくなってしまう恐れも捨てきれません。
なによりも、お子さんが楽しんで食事を摂れることを一番に考えてあげてくださいね!
(幼児食インストラクター ますみ)
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