県民交流広場 花井家住宅で開催されている風流 納涼展へ。現代のものから、昔のものまでさまざまな種類の団扇と扇子が展示されている。
風流 納涼展 の開催は2016年7月9日~10日。
花井家住宅 風流 納涼展
高砂来て民家 花井家住宅の入口付近。花井家住宅の雰囲気と涼しげなコラボレーションでのんびりとリフレッシュできる空間に。
団扇と書いて『うちわ』と読む 扇子とかいて『せんす』と読む
《「打ち羽」の意という》
1 あおいで風を起こす道具。ふつう、細く削った竹の骨に紙や絹を円形に張って作る。《季夏》「もてなしの―の風のやや及ぶ/汀女」
2 軍配団扇(ぐんばいうちわ)のこと。
3 紋所の名。1を図案化したもの。丸に団扇、桑名団扇などがある。
抜粋:デジタル大辞泉
高砂 県民交流広場とは??
「県民交流広場」とは、身近なコミュニティ施設などを活用して整備される活動の場と、そこで営まれる住民の皆さんによる手づくりの活動を総称したものです。高砂市には「よってこ村・荒井」「米田仲よし広場」「そね.com」「高砂来て民家」という計4つの県民交流広場があります。
抜粋:高砂市サイト
県民交流広場『高砂来て民家 花井家住宅』とは
花井家は江戸期から昭和初期にかけて肥料問屋として栄えました。しっくいの壁に虫籠窓が特徴で、当時の趣がそのまま残っています。県民交流広場として活用しています。
抜粋:観るなび
登録有形文化財に登録された建造物。南東角地に東西棟で建つつし二階の町家で、入母屋造の東妻に小屋根を重ね、南東面に下屋を廻らす。南正面に出格子を設け、上階は漆喰で塗り込め、格子窓を並べる。内部は東寄りを通り土間とし、西側に居室を三室ずつ二列配する。比較的間口の広い近代の商家。
抜粋:文化遺産オンライン
絵が飛び出す現代の団扇から職人さんが一本一本作られた団扇まで
今は、手作りで団扇を作られることが少なくなったそう。今回の展示は、面白い程こだわりのある昔の団扇から、お祭りや銀行で粗品としていただくような現代の団扇まで見させていただける納涼展。
参加者プレゼントはかわいい団扇。数種類の柄から選べる。
花井家住宅は随時、基本無料で拝観、利用できる。一部有料あり。
現在団扇の存在として、買う機会は少なくなってしまったかもしれません。今回の展示を通じて、昔の人たちは、そんな良いものを持ち、日常生活を楽しんだり、ものを大切にしてきたことが垣間見えていました。鑑賞者の中には、「昔の団扇を鑑賞して、子供のころの記憶が蘇り涙が出てくる」というシニアの方もいらしたそう。
暑い真夏に、古き良き日本の文化を、こうやって無料で鑑賞できるちょっぴり大人の雰囲気は素敵ですね。
イベントレポートでした。
今回の取材は、この展示を協賛で参加されている株式会社たにや物産の池本様からお声をいただき、団扇をご解説もしていきながら興味深く見学させていだきました。
池本様、ご協力ありがとうございました。
取材協力 株式会社たにや物産
高砂来て民家 花井家住宅
〒676-0036 兵庫県高砂市高砂町高瀬町1511
TEL/FAX 079-443-5306
開館:日土祝 開館時間は不定
入場料:無料 ※一部開催によっては有料の場合もあり
交通アクセス:山陽電車高砂駅から徒歩で10分
サイト:なし 高砂市観光協会のブログ等でぜひご確認ください
2016.07現在
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