年々夏の暑さが厳しくなり、1日中クーラーが手放せなくなっている方も多いかもしれませんね。
そんな方にぜひ体験してもらいたいのが、山口県萩市の笠山にある天然のクーラー「風穴」です。
岩の隙間から出てくる冷たい風は、真夏でも15度ほど。
暑い日に訪れると、離れられない気持ち良さです。
肌寒くなるほど冷たい風が出てくる不思議
上の写真の説明に「溶岩」という言葉が出てきますが、実は笠山は標高112mの小さな火山なのです。
山頂には直径30m・深さ30mの噴火口があり、噴火口内に降りることもできるのだとか。
また展望台からは、萩の街や美しい日本海の景色が楽しめますよ。
上の写真、岩の隙間に穴があるのがわかりますか?
ここからひんやりとした風が出ています。
半袖だと、涼しいどころか肌寒いくらい!
大きな風穴もあるので、小さい子は必ず大人と手をつなぐようにしてくださいね。
直接風に当たらなくても、辺り一帯涼しく真夏の暑さが嘘のようです。
しかし、ひんやりしていても山の中。
虫よけ対策お忘れなく。
鯛や平目がなぜここに!? 天然の水族館「明神池」
笠山のすぐ近くには「明神池」という海水と淡水が混ざった珍しい池があります。
池の水は岩の隙間を通じて海とつながっているため、潮の満ち引きに応じて水量が増減します。
明神池には鯉やボラだけでなく、鯛や平目といった海水魚も泳いでいることから「天然の水族館」と呼ばれることも。
地元の漁師さんたちが、漁業の安全や豊漁を祈願するために魚を奉納し、繁殖したことがきっかけだそうですよ。
風穴詳細
明神池のすぐそばにある厳島神社。その奥が風穴の場所になっています。
長時間過ごす場所ではないですが、近くを通る際には涼んで行って下さいね。
笠山(風穴)&明神池
〒758-0011 山口県萩市椿東
TEL:0838-25-3139 (萩市観光課)
※専用駐車場はないため、周辺のパーキングをご利用下さい。
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