山形の冬は雪。寒いです。
雪シーズンの寒い日に山形でよく食べるのが「ひっぱりうどん」です。
山形では、茹でたうどんを鍋ごと食卓に出してみんなでつついて食べます。
取ったうどんを別皿で用意した具材に絡めて食べるスタイルです。
魅力はサバ缶+納豆で作る特徴的なつけダレ。
美味しくてオススメなのですが、苦手なお子様もいるのが現状です。
今回は、我が家の子供にも好評だったアレンジ「つけダレ」をご紹介します。
「ひっぱりうどん」とは? 保存食で作られたのが始まり
山形県内陸部に伝わる郷土料理「ひっぱりうどん」。
茹で上がったうどんを鍋から引っ張りあげて、納豆やサバ缶など自由に作ったタレで食べるうどんです。
炭焼きの作業場で手早く作れて美味しいと、次第に家庭にも広まったと伝えられています。
冬が厳しい山形県内陸部では、家庭でも保存食として乾麺や缶詰、自家製納豆を常備していました。
保存食を混ぜ合わせて作ったのが、「ひっぱりうどん」の始まりと言われています。
(wiki ひっぱりうどん参照)
乾麺は「ひっぱりうどん」という名前のうどんではなくてもOK♪
地元感覚のひっぱりうどんの定義は納豆とサバ缶の入ったつけダレならOKと言うところでしょうか。
とろろ入りのひっぱりうどんもあったりです。
乾麺は「ひっぱりうどん」という名前のうどんでなくてもOKですよ。
組み合わせも自由!山形の地元民はひっぱりうどんをこう食べる!
山形駅から徒歩10分。山形まるごと館 紅の蔵「街なか情報館」の方にお話を伺いました。
山形まるごと館 紅の蔵は山形のお土産も購入できる「あがらっしゃい」や直売所もあるところです。
「サバ缶や納豆は単独で使っても良い。
自由に食材と組み合わせても美味しく食べられます。
醤油は味マルジュウがおすすめです。」との事でしたよ。
丸十大屋さんの味マルジュウは我が家でも愛用中です。
愛用中の味マルジュウをバシャリ。
味マルジュウはもちろんお取り寄せもできますよ♪
納豆が苦手な方は、ひきわり納豆。
サバ缶が苦手な方は、ツナ缶がおすすめです。
ツナ缶ならお手頃にも作りやすくなりますね。
ママ友に調査!ひっぱりうどんの苦手対策はコレ!野菜入りもオススメ
納豆とサバ缶の相性が抜群で、タレは味を少しずつ変えられるのも楽しいですよね。
ただ、我が家の3歳の息子は納豆が苦手、9歳の娘は大の魚嫌いです。
子供達には、基本のつけダレは難しそうなので、ママ友に調査してみました。
苦手対策や実際に試したつけダレを教えてくれましたよ。
納豆の苦手対策
- 湯通しをする
- ひきわりを使う
- においの少ないものを選ぶ
- 粘り気がフワフワになるまでしっかり混ぜる
サバ缶の苦手対策
- 味付きのサバ缶を使う
- 炒めて好きな味をつける
冷蔵庫にあった野菜を上手に取り入れているママが多かったです。
温泉卵や大根おろし、ホウレン草入りもいいですね。
大根はおろしてから加熱すると辛くなりにくいのでぜひ試してみてくださいね。
我が家で実食!子供も喜んだ「ひっぱりうどん」アレンジ3選
我が家ではママ友おすすめの組み合わせを実際に試してみました。
左から
- 味噌サバ缶+納豆+大根おろし
- 納豆+おみ漬+ツナ缶(3位)
- 納豆+オクラ+長芋+ゆかり+サバ缶(1位)
- カレー味サバ缶+納豆+ほうれん草(2位)
1位は「オクラ+長芋+ゆかり」でした。
長芋のシャキシャキ食感がお気に入り♪
梅を家にあった「ゆかり」に変えてみましたが、さっぱり味で美味しかったです。
子供達も美味しく食べられました!
ひっぱりうどんの大人用に「サバ缶+納豆+ネギ」
「これは有り!これはちょっと苦手…」と
子供達と大笑いしながら色々な味を楽しみました。
ひっぱりうどんを楽しむポイントは具材アレンジ
ひっぱりうどんを楽しむポイントは、苦手なら無理せず「具材を変える」こと。
楽しむポイントは「苦手なら無理しないで」です。
息子は納豆が苦手なので、納豆を抜きました。
娘は魚に興味を持ち、自らサバ缶に箸を伸ばしてくれてサバ缶を克服できました。
家にある食材で手軽に楽しめる「ひっぱりうどん」
これなら食べられそう!という組み合わせをお子様と楽しみながら探してみて下さいね♪
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