これからの季節、運動会などのイベントもあり、まだまだ油断できないお肌の日焼け。
子どもから大人まで、しっかりと対策をしてお外での活動も楽しみたいですよね。
今回は、RTAベビースキンケア講師の徳門さゆりさんによる「スキンケア講座」に参加してきました。
RTAベビースキンケア講師 徳門さゆりさん
さゆり先生は、ベビーマッサージやリフレクソロジーの講師としても、地域のママとベビーたちに寄り添う活動をされており、沖縄県宜野湾市の保育園では、保育士さんとしても活躍されています。
今回の講座では、大切とは分かっているけれど、実際はどうしたらよいか迷う、
「子どものスキンケア」について、とても分かりやすくお話してくださいました。
スキンケアの3本柱とは?
「スキンケアと聞いて、何を想像しますか?」
改めて聞かれると、パッと答えが出てきませんでした。
スキンケアとは「清潔」「保湿」「UVケア」の3本柱だそうです。
・赤ちゃんをお風呂に入れる、
・お風呂あがりにベビーローションを塗ってあげる
・日焼け止めを塗ってあげる
など、日常的にスキンケアをされているママが多いと思います。
ではどうしてスキンケアが必要なのでしょうか?
赤ちゃんの肌は機能が未熟
肌には、汚れや紫外線から守るためのバリア機能や、水分を保つ機能などがありますが、赤ちゃんの肌はその両方の機能がまだまだ未熟な状態です。
そのため何もケアをしないでいると、肌の状態が悪化し、アトピーなどトラブルの原因になるといわれています。
紫外線は、曇りの日でも、窓越しの室内でも、容赦なく肌を攻撃してきます。
今回は紫外線から肌を守る日焼け止めの選び方も教えてくださいました。
日焼け止めを買うときは、どのような商品を買いますか?
子ども向けの日焼け止めを選ぶとき、
・しっかり紫外線をブロックしてくれるもの
・肌への刺激が強くないもの
・洗ったとき肌に残りにくいもの
といろいろ考えるものの、種類が豊富でどれを選べばいいか迷いますよね。
では、どんなものを選ぶといいのでしょうか?
日焼け止めに表記されてる「SPF」や「PA」とは
日焼け止めには必ず「SPF」や「PA」の表記があります。
これは紫外線を防ぐ指標のこと。
簡単に言うと、SPFは肌が赤くなることを防ぐ指標、PAは肌が黒くなることを防ぐ指標のことです。
使用時間や用途に合わせて、上手に使い分けができるといいですね。
例えば、
海水浴など長時間強い紫外線を浴びるとき:SPF50 /PA++++ ウォータープルーフタイプ
近所へちょこっとお散歩のとき:SPF30 /PA ++ ジェルタイプ
また、汗をかくときは特に、こまめに塗り直してくださいね。
とさゆり先生は教えてくださいました。
そもそも、日焼け止めは子どもに使って大丈夫?
「顔や手に塗ると、子どもの口に入ってしまうこともあるので心配なんですが、大丈夫でしょうか?」
という講座に参加したママからの質問。
答えは「大丈夫!」
薬局などで子ども向けの日焼け止めとして販売されているものは、日本の厳しい基準を通過して販売されています。
安心して日焼け止めを塗ってあげてくださいね。
なぜ日焼け対策が大切なの?
日焼けして肌が赤くなりヒリヒリした後、肌が「乾燥」して皮が剥けることがありますよね。
この「乾燥」が肌の一番の大敵。
かゆみやアトピーなどのトラブルは、肌の乾燥を防ぐことで、その多くを予防できると言われています。
子どものホルモンバランスが落ち着くのは10歳ころ。
潤っているように見える子供の肌も、バリア機能は大人よりも未熟です。
それまではママやパパがしっかりと日焼け対策をしてあげてくださいね。
子どもたちとスキンケア講座に参加して
今回のスキンケア講座は、地域の支援センターで開催されたので、2歳息子と4歳娘と一緒に参加させていただきました。
我が家の娘は、お肌を守ることは大切なことだと、子どもながらに感じたようで、
「大人のお化粧みたいで、このクリーム塗るの好きになった。」
と、顔に日焼け止めを塗ることも嫌がらなくなりました。
スキンケアを親子のコミュニケーションに繋げよう
今回の講座では、日焼け対策をメインに教えていただきましたが、スキンケアは肌を守るためにとても重要です。
そして同時に、日焼け止めや保湿クリームを子どもに塗ってあげることを通じて、
『親子のコミュニケーションも大切にしてほしい』
とさゆり先生は仰っていました。
肌と肌が優しく触れ合うことで、愛情がより伝わりますよね。
日焼け止めは、お出かけ前に急いでチャチャっと塗るのではなく、
ぜひ、お着替えの時に、しっかり愛情を込めて塗ってあげてくださいね。
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