知る人ぞ知る「甲川(きのえがわ)」。
険しい岩場が魅力で、各地から沢登りの愛好家が訪れます。
沢登りは子供達にはちょっと危険なので、下流での川遊びをご紹介します。
澄んだ空気と輝く川の水
道路沿いに車を駐車して、川に降りていきます。
私達が訪れたときには車は4台程停まっていました。3台はロードバイクの方、1台は渓流釣りの方でした。
道を下っていくとすぐに川が見えてきます。
川底が見えるほど透き通っており、見ているだけで心が浄化されるようです。
深さはないので幼稚園の子供達を遊ばせても安心。
ここが一番深い場所でした。
水の流れは強くないので、腰近くまで浸かっても子供の足で歩くことができます。
水温は夏でも20度以下。長く遊んでいると冷えます。
体が冷えてしまったので、火をおこして温まりました。
渓流釣り・キャンプも可能!愛好家の穴場
上流の方を見ると、渓流釣りを楽しんでいる方がおられました。
マスの養魚場と釣堀があったそうで、下流にはここから脱走したニジマスが確認されているとのこと。
ヤマメはうぐいす橋の上流300mくらいの場所に多いそうです。
あまり知られていないようで、人が少なく貸切り状態で楽しめました。
私達が帰るときには、ここでキャンプをするという男性2人組の方が来られました。
この方々も贅沢な風景を満喫されたことと思います。
毎年恒例『甲川渓流祭り』ヤマメのつかみ取り大会が魅力!
今はコロナで中止となっていますが、毎年夏には『甲川渓流まつり』が開催されます。
メインイベントは「魚のつかみどり大会」で、およそ800匹のヤマメが放流されます。
そして採った魚は竹串に刺して、炭火に焙り、その場で食べることができるんですよ。
その後は「甲川の上流散策の冒険の旅」と「流しソーメン」と、楽しいこと尽くしのお祭りです。
これからもこの美しい姿を保ち続けてほしい自然スポット、まさに「町の秘境」です!
アクセス
住所:鳥取県西伯郡大山町赤松
最寄り駅:中山口駅
距離:中山口駅から直線距離で765m
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