みなさんは子育てをしていて「これって過保護かな?」「過干渉かも?」って思ったことはありませんか??
お恥ずかしいのですが、私はしょっちゅうあります。。あれもこれもと、手伝ってしまっています。
ダメだとは分っていてもつい。。。
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よく「過保護はよくない」や、「過干渉が子どもをダメにする」などという言葉を目にします。それって本当なのでしょうか?
そこで今回はそもそも、「過保護」「過干渉」とは何なのか?「過保護が本当によくないのか」をお話しようと思います。
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「過保護」とはどういうこと??
過保護というのは、字の通り「親が子供を心配するあまり保護しすぎてしまうこと」です。
子どもが一人でできそうなことでも先回りしてやってしまったり、さらには子どもの責任をも被ってしまうことを「過保護」と言います。
これは言ってしまえば「親の子どもへの愛情」でもあるのですが、過剰に保護してしまうことで子どもの「できる力」をなくしてしまっているのも事実。
また、この「過保護」がエスカレートしていくと「こうしなさい!」「ああしなさい!」と子どもを自分のテリトリーにいれてしまうという現象も起こる恐れがあります。それが「過干渉」です。「過保護」と「過干渉」は実は切っても切れない関係なのです。
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「過干渉」が子どもの自己肯定感をなくす??
子どもを守るために保護しすぎて「過保護」になってしまった後、「この子はこれはできないだろうから私がやってやろう」と子どもの能力を低くみてしまい子どもの自主的な行動を遮ってしまう「過干渉」。これはもう親の価値観を押し付けてしまっているのです。
ここまで行ってしまうと子どもは自信をなくしてしまいます。家では親が全部肩代わりしてくれますが、一歩外へでて幼稚園や学校に行ったら自分のことは自分でしなくてはなりません。でも、いざやろうと思っても親がやってくれていたことは自分でできないようになってしまっています。幼稚園や学校で「自分はできない」と思ってしまうことで自信をなくしてしまいます。
また親が「過干渉」ですべてやってしまうことで、子どもは変な完璧主義者になってしまい、なんでも一番でなければいけない!と思ってしまうことも。他の子よりちょっとすることが遅かったりするだけで自分はダメな子なのかもしれない・・・と思ってしまい前に進めなくなってしまうことも。
このように親の良かれと思ってやってしまう「過干渉」は子どもの自信を無くさせ、自己の肯定もできなくなってしまう恐ろしい面もあるのです。
愛するがゆえの行動も、行き過ぎると逆効果になってしまうのですね。
「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがあるように、大切な子どもだからこそ一歩下がって見守ることがその子のためになるのかもしれませんね。
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