10月になって暑さもやわらぎ、公園で遊びやすくなってきましたね。
今回は、福岡市東区にある「貝塚交通公園」をご紹介します。
こちらでは展示・本物どちらの乗り物も楽しめる公園なので、乗り物好きのお子さんに特におすすめですよ。
ブルートレインやSLに“元こども”も大喜び!
公園内に展示されている乗り物はかなり劣化が進んでいますが、ブルートレインはピッカピカ!
こちらは何度か修復されていますが、修復する際のクラウドファンディングでは一人の小学生の男の子も協力しています。
元々ブルートレインのファンだった男の子が、何か手伝えないかと考えて申し出たそうです。
イベントに自前の車掌服を着て参加したり、手書きメッセージ入りのポスターを貼って協力を求めたり。
列車を修復するという大きなプロジェクトに、小学生が携わっていたことに驚きますね。
ブルートレインは大人にも大人気で、これを見るために訪れる人も多いのだとか。
ブルートレインと一緒に展示されているSL。
劣化が進んでいますが子どもにはあまり関係ないようで、こちらも人気です。
フィリピンの乗合自動車「ジープニー」とタイの乗合オート三輪車「サムロー」。
1989年に福岡で開催されたアジア太平洋博覧会にて展示されていたものです。
こちらは駅を出てすぐの公園入口から入ったところに展示されていますよ。
遊具の近くに手洗い場や休憩所も
全身を使って登る大きな遊具やブランコ、そして広い砂場などがあります。
トイレまで行かなくても、遊具の近くに手洗い場があるのが嬉しいですね。
遊具近くの休憩所は屋根があるので、日差しが強い日におすすめです。
そしてこの休憩所のいいところ…それは、動く電車が見られるところ!
公園は線路に沿って広がっているため、電車がバッチリ見えます。
写真に写っているのは西鉄電車ですが、その奥にはJRの線路があるので、JRの電車も見られますよ。
そして公園と線路の間の道をバスが通り過ぎていくという、乗り物好きの子にはたまらない場所です。
西鉄貝塚線では、猫の顔が可愛いラッピング電車「さんくすしんぐう」号が走っています。
西鉄電車をご利用の場合、運がよければ乗れるかもしれませんよ。
どんどんやってくる飛行機に大コーフン!
実際に使われていた飛行機も展示されていますが、本物の飛行機も間近で見られます。
他県から福岡市内に引っ越してきた人が驚くこと、それが飛行機の近さ!
貝塚交通公園と福岡空港は、直線距離でおよそ5km。
公園の上空は福岡空港への着陸ルートになっているため、飛行機の会社がはっきりとわかるくらいよく見えます。
公園内に道路!?自分で運転して交通ルールを学ぼう
公園内には、ミニサイズの道路があります。
4才~小学生対象のゴーカートがあり(しかも50円!)、安全教室を受けてから道路を走ります。
信号や横断歩道があるので、運転しながら交通ルールを学べるようになっているのが面白いですね。
訪問時の2021年9月は、コロナの影響でゴーカートは休業中。
復活したら、またレポートしますね。
貝塚交通公園詳細
公園内にはトイレが2ヶ所ありますが、全て和式となっています。(和式トイレの練習にGood!)
トイレットペーパーもないことが多いため、水に流せるティッシュを持って行くことをおすすめします。
駅前とは思えないゆっくりとした時間が流れる貝塚交通公園。
桜の木が多いので、お花見にもぴったりの公園ですよ。
〒812-0053 福岡県福岡市東区箱崎7-8-35
開園時間:9時~17時
駐車場:有り
西鉄貝塚線・地下鉄貝塚線「貝塚駅」下車すぐ
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